平成7年1月17日に発生した、阪神淡路大震災の犠牲者を追悼する「1.17のつどい」が神戸市中央区東遊園地で毎年開催され、竹灯籠や紙灯籠を並べて追悼の文字を浮かび上がらせています。発生から28年となる今年は「むすぶ」の文字が形作られました。
当組合では2年前から、組合で行っている竹林整備で伐採した竹を竹灯籠に加工し、実行委員会へ提供しています。3回目となる今回は、500本を令和5年1月10日に現地へ発送しました。
今後もこうした行事への協力を通じて、きずなや支え合う心、やさしさ、思いやりの大切さを次の世代へ繋いでいくため、提供を続けていきたいと考えています。
株式会社山陰アサヒ・アド(鳥取市南吉方1-63-2)は、新聞やラジオ、インターネットなど様々な媒体で事業を展開している総合広告代理店です。
この度、朝日新聞の鳥取版で掲載されている「企業紹介リレー」の記事において、当組合が紹介されました。取材の中で嶋沢組合長は、主伐・再造林や早生樹センダン・コウヨウザン植栽の推進など、SDGsやカーボンニュートラル実現への思いを話しておられました。
(株)山陰アサヒ・アドホームページに記事が掲載されておりますので、ぜひご覧ください。
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令和4年12月2日に、鳥取市内の白兎会館で労働災害ゼロを目指して令和4年度安全衛生大会を開催しました。
当日は職員16名、技能員48名、協力会社5社が参加し、組合長からエリートツリーの取り組みについての説明や共栄火災海上(株)から危険運転などにより事故を起こさないよう「安全運転講習」の講演、鳥取県中小企業労働相談所から「心の健康について」の講演のほか、新人職員・新人技能員から抱負の発表を行い、無事故・無災害を誓いました。
今後も、安全で安心して働くことができる労働環境を実現するため、職員・技能員の安全意識の一層の向上を図り、組合が一丸となって労働災害等の防止に努めていきます。
令和4年10月5日、組合事務所で、嶋沢組合長からやまこう建設(鳥取市南隈255番地)の岡田幸一郎社長へ、J-クレジットご購入に対する感謝状を贈呈しました。
3回目のご購入となる今回は100t分(110万円)、累計のご購入としては272t分になります。購入されたクレジットは、同社の建設工事で排出されるCO2(二酸化炭素)のオフセット(相殺)に充てられ、売却代金は組合の伐採や再造林の事業に活用していきます。
今後も、こういった制度を活用して地域と連携しながら、脱炭素社会やカーボンニュートラルの実現に向けて取り組んでまいります。
令和4年5月21日、22日の両日、第4回目となる日本伐木チャンピオンシップ(JLC)が青森県青森市のモヤヒルズで開催され、鳥取県内から3名の選手が出場し、本組合からは栗田亮技能員と澤航介技能員の2名がプロフェッショナルクラスに出場しました。
この大会は、林業技術や安全作業意識、林業の社会的地位向上、新規就業者数を目的として2年に1回開催されています。
今大会では、21日の予選会で17位以上に入った選手が22日の決勝戦に進むことができますが、残念ながら健闘及ばず栗田技能員が21位、澤技能員が42位となり、決勝に進出することはできませんでした。次回大会は2024年に開催予定ですが、次こそは上位入賞を目指して頑張ってほしいと思います。
なお来年(2023年)の11月には「第3回日本伐木チャンピオンシップin鳥取」が西部地区で開催される予定です。
令和4年3月29日、第43回通常総代会を「とりぎん文化会館」で開催しました。
昨年に引き続き、新型コロナウイルス感染症の拡大を鑑み、総代皆様の健康と安全確保の観点から、会場へのご出席をお控えいただき、現在総代数210名のうち、本人出席17名(役員を含む)、書面議決171名、委任状3名、合計191名の出席を得て、第1号議案「令和3年度事業報告、貸借対照表、損益計算書、余剰金処分案、注記表、付属明細書の承認について」から第7号「役員選任について」まで、いずれも原案どおり可決・承認されました。
平成7年1月17日に発生した、阪神淡路大震災の犠牲者を追悼する「1.17のつどい」が神戸市中央区の「東遊園地」で毎年開催され、竹灯籠を並べて追悼の文字を浮かび上がらせています。
昨年、新型コロナウイルスの影響で竹灯籠が不足することを聞き、当組合で行っている竹林整備で伐採した竹で作った竹灯籠400本を提供しましたが、2回目となる今回は、前回より100本多く、500本を提供しました。
今回も、昨年に続き、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から贈呈式は行わず、現地へ直接発送しました。
今後もこうした行事への協力を通じ、追悼の気持ちや支え合うことの大切さを伝えていきたいと考えています。
チェーンソー技術を競う「第2回日本伐木チャンピオンシップin鳥取」(実行委員会主催)が令和3年11月6日~7日、北栄町由良宿の「出会いの広場」で開催されました。
日本伐木チャンピオンシップin鳥取は、一昨年、鳥取砂丘オアシス広場で第1回が開催されましたが、今年は中部地区での開催となり、県内外から林業技術者61名が集まり、プロフェッショナルクラス35名、ビギナークラス26名に分かれ、迫力満点のパフォーマンスを見せ、熱戦を繰り広げました。
当組合からは、技能員7名(プロフェッショナルクラス2名、ビギナークラス5名)が参加し、これまでに培った技能を遺憾なく発揮し、緊張した面持ちで、一生懸命に競技に取り組んでいました。
令和4年5月には青森市で第4回日本伐木チャンピオンシップが開催されることになっており、当組合からも今大会に出場した選手が参加する予定です。
令和3年4月の改正森林組合法の施行及び令和3年3月の森林組合模範定款例の改正等に伴い、本組合の定款等の改正を早期に行う必要があったことから令和3年10月1日臨時総代会を「鳥取県立福祉人材研修センター」で開催しました。
この度は、新型コロナウイルス感染症の拡大に鑑み、総代皆様の健康と安全確保の観点から、会場へのご出席をお控えいただき、現在総代数210名のうち、本人出席14名(役員を含む)、書面議決161名、委任状7名、合計182名の出席を得て、第1号議案「鳥取県東部森林組合定款の一部改正について」から第6号議案「鳥取県東部森林組合規約の一部改正について」まで、いずれも原案どおり可決・承認されました。
令和3年4月27日に、三洋製紙株式会社(鳥取市古市185番地)による本組合への取材がありました。
三洋製紙(株)では、平成29年1月にバイオマスボイラー発電事業を開始され、地域の森林資源を利用した事業展開をしておられます。本組合から出荷された、製材用(A材)や集成材・合板用(B材)にならない曲り材や小径材などチップ用材(C材)が、チップ加工業者を通して、燃料用チップとして利用され、木材の有効活用と二酸化炭素の削減に貢献しています。
嶋沢組合長は取材の中で、①本組合の概要、②主伐・再造林への本格的な取組み、③令和3年度から新たに取り組んでいる枝葉、端材など林地残材(D材)の収集・搬出、④今後のC材やD材の安定供給などについて話しておられました。
また、現場の取材では、高性能林業機械を使った搬出間伐を行っている現場(岩美町蒲生)などを取材されました。
三洋製紙(株)ホームページに掲載されておりますので、ぜひご覧ください。
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近年、シカによる苗木の食害が深刻化し、被害地域も拡大傾向にあり、組合では植栽時にシカ進入防護柵(防鹿ネット)を設置し、シカによる食害から苗木を守っているところです。
現在、防鹿ネットの設置距離は43kmになっています。防鹿ネットも設置したら終わりではなく、引き続き維持管理が必要となり、職員による点検を年4回程度行っています。点検の結果、シカ・イノシシや倒木による防鹿ネットの破損があり破損部分から侵入しているケースも見られます。
今後も引き続き防鹿ネットを設置し、植栽木を守っていきますが、同時にシカを捕獲していくことも必要と考え、組合独自で令和2年12月から狩猟班を結成し、本格的にシカの個体数を減らすべく捕獲活動に取り組んでいきます。
現在のシカの捕獲数ですが、令和4年11月31日時点で97頭となっています。
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平成31年3月に「森林環境税及び森林環境譲与税に関する法律」が成立しました。
本税は、温室効果ガス排出削減目標の達成や災害防止等を図るための森林整備等に必要な財源を安定的に確保する観点から、国民一人一人が等しく負担を分かち合って森林を支える仕組みとして創設されました。
計画を作成すると施行地が大きなまとまりとなり、計画的かつ効率的な作業が可能となります。搬出間伐の場合、作業コストが下がり、森林所有者の皆様への還元ができるようになります。
大きなまとまりをつくるには、多くの森林所有者の皆様のご協力が必要となりますので、計画へぜひご参加ください。
計画の目的、計画の種類、計画の作成者等についての詳細は林野庁の資料をご覧ください。
林野庁ホームページ http://www.rinya.maff.go.jp/
〒680-0947 鳥取市湖山町西1丁目328番地2
鳥取県東部森林組合が発行する「組合だより」をPDFデータでご覧いただけます。
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前号の組合だより
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