チェーンソー技術を競う「第3回日本伐木チャンピオンシップin鳥取」が令和5年10月28日~29日、西伯郡大山町の「大山槇原駐車場」で開催されました。
日本伐木チャンピオンシップin鳥取は、2019年に鳥取市湯山の「鳥取砂丘オアシス広場」で第1回が開催、2021年には北栄町由良宿の「出会いの広場」で第2回が開催され、第3回の今年は西部地区での開催となり、県内外から過去最多の92名が出場し、一般来場者が1,800人を超えるなど大きな盛り上がりの中での大会となりました。
本組合からは、技能員7名が参加し、過去2大会にプロフェッショナルクラスで出場している栗田亮班長代理は見事表彰台に立つ2位、今大会初めての出場した田邉邦治技能員がビギナークラスで3位という素晴らしい結果となりました。またその他の参加者もこれまでの練習で磨いた技術を遺憾なく発揮し、協議に臨んでいました。参加者全員の健闘を称えたいと思います。
令和5年3月28日、第44回通常総代会を「とりぎん文化会館」で開催しました。
当日は、現在総代数214名のうち、本人出席70名、書面議決89名、委任状6名、合計165名の出席を得て、第1号議案「令和4年度事業報告、貸借対照表、損益計算書、余剰金処分案、注記表、付属明細書の承認について」から第6号「役員選任について」まで、いずれも原案どおり可決・承認されました。
令和5年3月23日に鳥取県森林組合連合会で、組合員の方5名に対し、栗田亮班長代理、向井康二班長代理の2名が講師としてチェーンソーの取扱いの指導を行いました。
チェーンソーの講習会は、消防隊員や機動隊員の方々を対象に実施していましたが、組合員の方も、山で間伐やシイタケ原木となるクヌギやコナラを伐ったりすることがあることから、「チェーンソーのメンテナンスや安全な木の伐り方を学びたい。」との要望があり、この度、初めて組合員を対象としたチェーンソー講習会を開催しました。
今後も、組合員皆様からのご意見・ご要望をお聴きし、こうした取り組みを続けていきたいと考えています。
平成7年1月17日に発生した、阪神淡路大震災の犠牲者を追悼する「1.17のつどい」が神戸市中央区東遊園地で毎年開催され、竹灯籠や紙灯籠を並べて追悼の文字を浮かび上がらせています。発生から28年となる今年は「むすぶ」の文字が形作られました。
当組合では2年前から、組合で行っている竹林整備で伐採した竹を竹灯籠に加工し、実行委員会へ提供しています。3回目となる今回は、500本を令和5年1月10日に現地へ発送しました。
今後もこうした行事への協力を通じて、きずなや支え合う心、やさしさ、思いやりの大切さを次の世代へ繋いでいくため、提供を続けていきたいと考えています。
近年、シカによる苗木の食害が深刻化し、被害地域も拡大傾向にあり、組合では植栽時にシカ進入防護柵(防鹿ネット)を設置し、シカによる食害から苗木を守っているところです。
現在、防鹿ネットの設置距離は43kmになっています。防鹿ネットも設置したら終わりではなく、引き続き維持管理が必要となり、職員による点検を年4回程度行っています。点検の結果、シカ・イノシシや倒木による防鹿ネットの破損があり破損部分から侵入しているケースも見られます。
今後も引き続き防鹿ネットを設置し、植栽木を守っていきますが、同時にシカを捕獲していくことも必要と考え、組合独自で令和2年12月から狩猟班を結成し、本格的にシカの個体数を減らすべく捕獲活動に取り組んでいきます。
現在のシカの捕獲数ですが、令和5年8月31日時点で119頭となっています。
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平成31年3月に「森林環境税及び森林環境譲与税に関する法律」が成立しました。
本税は、温室効果ガス排出削減目標の達成や災害防止等を図るための森林整備等に必要な財源を安定的に確保する観点から、国民一人一人が等しく負担を分かち合って森林を支える仕組みとして創設されました。
計画を作成すると施行地が大きなまとまりとなり、計画的かつ効率的な作業が可能となります。搬出間伐の場合、作業コストが下がり、森林所有者の皆様への還元ができるようになります。
大きなまとまりをつくるには、多くの森林所有者の皆様のご協力が必要となりますので、計画へぜひご参加ください。
計画の目的、計画の種類、計画の作成者等についての詳細は林野庁の資料をご覧ください。
林野庁ホームページ http://www.rinya.maff.go.jp/
〒680-0947 鳥取市湖山町西1丁目328番地2
鳥取県東部森林組合が発行する「組合だより」をPDFデータでご覧いただけます。
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前号の組合だより
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